2010/1/1

転機

土俵終了という一大決意をしたのはいいものの、土俵の世話をしなくていい毎日というのが想像がつかない。

この7年、旅行とか入院とかの特別な場合を除いて通常営業の日は日に数度、朝起きて、会社ついてから、会社の昼休み、夜おうち帰ってと土俵のチェックをしなかったことはほぼないと思う。

新規投稿がなくても掃除だけは、欠かさず行ってきた。歯を磨くとかご飯食べるとかと同じレベルで反復された習慣。それがなくていい日々。

きっと自分が一番、途惑っている。
でもきっとそれにもいつしか慣れて、土俵に費やした時間もエネルギーも、日常の中に埋没してしまうんだろうな。
できたら、意識的に別のことに転換できたら良いんだけど。

土俵が続けられたのは、ひとえに、土俵にカキコやレスをくれた多くの人たちのパワーのおかげ。
自分のためだけのことっていうのはなかなか続かないのに、人の力っていうのはホントに偉大だ。

ある意味私にとっては、飛びも同じ。
誰かと一緒に飛んでることで直ぐに、ガス欠になる気持ちを『ココロも満タンに』のコスモ石油みたいに、充填してそれでやっと飛んでるって感じかな。

ところで、土俵を閉じることでぶしゅ連はどうするって問題もあるんだけど、ご存じのとおり結構いい加減な性格なのでそれは態度保留ってことで(^o^)


2009/9/27

45才初サーフィンは意外とイケテル?

いつだったか土俵で、『○○さんはもう富士急ハイランドの絶叫マシンには、年齢制限で乗れない』というようなカキコがあってから、そろそろやりたいことは、とりあえず早くやっておかないと出来なくなってしまう、という事に気がついた。(ちなみに、「ええじゃないか」は54才まで、「FUJIYAMA」は59才までです)

パラやってる人は、年齢不詳の人が多くて、フツーその年齢でそういうことする?ってこと、わりと平気でやってたりするんで、遊びごとに年齢制限なんて(一般人の視線さえ気にしなければ)関係ないと思っていたのだけれど、あと10年、いや自分の体力・健康状態を考えたらせいぜいあと5年くらいかな、なんて思いはじめ、【いつか機会があったらやってみたい事リスト】を早く実行しなくっちゃ、という気になってきた。

で、サーフィンですよ、サーフィン。

大昔、ビッグ・ウエンズデーという映画をみて以来、心のどこかにいつかはサーフィン!という思いがあったんだろうなぁ。ハワイへ行くって決めてから、いろんなガイドブックのサーフィンスクールの広告に載っている「初めてでもたてます」「子供でもOK」「ワイキキビーチなら安全簡単」なんて文句にどんどん惹かれて、でもやっぱり無理っぽいよな〜、どうしよう〜って、事前申込みまでの決心はつかなかったんだけど、現地行って、青い空と気持ちの良い風と遊び惚けている開放感で、なんだかふらっとサーフィンスクールを一人で訪ねて行ってしまったのだった。

始まってしまえば、もう逃げ場がなくてやるしかないのが、スクールの良いところ。しかも観光客向けなので説明とか理屈はほとんど抜きでいきなり海。

どうすんの?どうすんの?と思いつつも、「ハイ、コイデ」と言われて、見よう見まねでパドリング?してみるもののほとんど進まず、ちょっと波がくるとあ〜れ〜と横にながされちゃう。見かねたイントラが、Tのボードを片足の甲で押さえ引っ張っていってくれる。
で、ようやくポイントについて、波待ち。っていってもどういう波が初心者にとって良い波なのかって説明も特になかったので、イントラの兄ちゃんが「ツギ、イイナミ」と怪しい日本語で言ってくれるのを待って、後は言われるままのタイミングで「コグ、コグ」と言われたら漕いで、でもやっぱり全然進まないから、イントラの兄ちゃんが押してくれる。で「タテタテ」と言われるから、こんなんで立てるのか!?と思いながらも立ってみると意外にヘーキ。思ったよりボード安定してるし。

あれっ、これってパラの小山の体験とほとんど一緒だ!。風読んでもらって、ハイ走ってって言われて、加速が不足しているからお尻押してもらって(朝霧ではほとんど投げて押し出してるくらい)、離陸したら、ハイ肩って感じ。
唯一違うのが、結構岸の方まで立ったまま進めちゃったのに、最後どうしていいか指示がないこと。もちろん声も届かない距離。このまま行ったら砂浜に突っ込む?!と、その前に人に突っ込む〜(>_<)ということで自主的にボチャ。

いや〜、いきなり立てちゃって自分でも驚いた。で、やっぱこういうのって面白い。初っぱなから、スピード感あるし、ちょっと慣れれば左右のバランス取って方向もコントロールできそう。

ということで、今度は自力で(イントラの兄ちゃんはずっと沖の方で次々初心者を押しているので)ポイントまで戻ろうとするのだけれど、これがきつい。10回くらい漕いだところで腕が疲れて漕げない。途中何度も休み休み、鼻水はでるは、辛くてか海水がしみてか涙ぼろぼろだし、でも止めたくないので、頑張ってたどり着く。

そんなこんなで5〜6回トライして、ほとんど立てた。最後の2本は砂浜手前で自分でボードに座って止めてみた。

このあとの筋肉痛が恐ろしいけど、またやりたいくら楽しい!!パラ以外でこんだけテンションあがったことってしばらくない。20年前、妙高高原でパラの体験やったとき、思いもかけず簡単にできちゃって、で、そのままはまっちゃったのだけれど、その時を思い出す。(と言ってもさすがに日本でサーフィンスクールに行ったりはしないけどね)




それにしてももう少し体力あったらなぁ〜。若い頃にスポーツしとくんだったなぁ。。。と後悔。



2009/6/28

What is WATSU?










リゾートといえばSPA!
ということで、親方とどこかのSPAでエステしよう!という話になっていたので、前々から気になっていた水中整体WATSUができる、カンナタラソを予約しました。ここは、HPはしょぼいけど施設は豪華。利用者の多くは、観光客と本土からの移住組の中高年らしき人が多く、バーデゾーンは健康増進とかアンチエイジング目的のプログラムが多く掲示されていました。

http://www.kanna-thalasso-okinawa.co.jp/barde/index.html


バーデゾーンのプールの一角でやるのかと思っていたら、なんと個室プール(?)というか専用プールがあるんです。で、貸切状態!結構広いプールで、これを一人のために使うというのは贅沢の極みです。でも、シーンと静まり返った室内プールに施術者と二人きりは、ちょっと緊張します。Tを担当してくれたのは、穏やかな感じの癒し系の女性。なんかペラペラ喋るような雰囲気でもないので、指示を黙ってきいてます。といっても、あまり多くの説明があるわけではありません。プールの壁面でこういうポーズをとったらそれが終了の合図です、ということくらいです。これからなにするとか、どういう感じでやってとかの指示は一切ありません。後の指示は、ほぼボディランゲージで行われます。え、もう始めるの〜!?どうすんのかわかんないんだけど、とちょっと戸惑うのですが、なんとなく‘開き直って全部委ねてしまえばいい’というメッセージが伝わってきますので、素直に開き直ります。

静かで暖かい海水に入るとそれだけでふわっと気持ちいぃ〜。両足に小さい浮き輪のようなものをつけて、施術者の腕に頭を預けてプカッと浮きます。特に目をつぶってという指示はないのですが、頭を施術者の方に抱かれているような体制で、顔の距離近すぎて照れるので、なんとなく目をつぶっていることにします。

で、なにが始まるのかと思ったら、プールの中でぐるぐる回されたり、ぷかぷかしながら移動したりがずっと続くんです。直接的に筋肉のどこかをストレッチしたりってことはほとんど無くて、頭を抱えられて後ろ向きに、しかも目をつぶって移動。これははなかなかのスピード感で、ちょっと深く沈められた感じはパラの失速感に似て、おもしろ〜いい。ストレスというか緊張感ゼロでの浮遊感というのは、これまで無かった感覚です。(パイロットによっては空中であまりにヒマだと寝てしまう、という話もあるのですがTにはそんなことはありません)身体のどこかを押したり引っ張ったりは最後の方にほんのおまけ程度にあるくらいで、ただ水中をいろんな体制で移動。心地よすぎて寝そうになります。意識と無意識のはざ間に陥って、不思議と身体感覚を忘れてしまいます。基本的に耳が水の下にはいっているので、音は自分達が動いて起す水音が、くぐもって聞えるだけなのですが、時折上半身が持ち上がったかたちで移動されると、耳が水面から出て空気を遠して聞える音がとても鮮やかに響きます。どうやら意識はちょっと向こう側に行きかけてますが、五感は研ぎ澄まされてくるみたいです。後半は、ほぼ無意識で目をつぶってますが、その間、思考は思いもかけない方向に、しかもあちこちに展開します。脳が緩んで、固まっていたものが、ゆらゆら溶解してきたみたな感覚です。

40分という時間の割には密度の濃い時間で長く感じられます。全身と脳がゆるゆるで一切の境目がなくなります。LCLの海に溶けるってこんな感覚?(スミマセン、一部おたくの人にしかわからない比喩で)水のなかで意識だけが浮遊して、‘個別だけどつながっている’というような哲学的感傷気分が訪れたりします(もちろんこれはTの極個人的体験ですが)。施術者の存在は、確かにどこかで感じているのだけれど、ほぼ意識されません。

終了の合図のポーズになったので、意識を呼び起こして、目を開けます。
アジア的というか宇宙的というか、なんともいえない時間でした。御礼言わなくちゃ、と思うのだけれど、しばらく言葉がでてきません。またここで言葉で伝えることが適切なのかどうかよくわからない気にもなります。とはいえ、少し意識が戻ってくると、思わずそのまんまの言葉が口をついて出てきます。(何を伝えたかは内緒です)

と、いうことでなんの治療になるのかよくわからない気もするのですが、そもそもTの諸症状はすべてストレス性のものであるのことが明白ですので、ストレス解消にはむちゃくちゃ効果ありと確信しました。逆にいうと、ホントにフィジカルな問題には速攻性はないのかも。
ということで、万人向けかどうかは分かりませんが、ものすごく贅沢で不思議で静かで、心が青い青い海の底に着地したような、そんな得難い心持ちになれます。
残念ながら他のリラクゼーションと違って、どこででも出来るというものでもないので、沖縄に行って、運悪く台風なんかにあたってすることがなくて困っちゃったときにはぜひぜひお試しを!!
http://www.kanna-thalasso-okinawa.co.jp/watsu.html



親方撮影:沖縄の日没風景(本文と関係ないけどなんとなく載せてみた)
雑記帳のおまけ的別ページ新設 ぶ主連のHPには、この雑記帳とツアー記以外には、個人的なことを書かないことにしていたのだが、機体の買い換え時期に来て、ちょっと過去を振り返ってみたくなり、自分の機体履歴をまとめてみた。ちょっと長目の雑記帳1回分を独立させたっていうノリでご容赦を。
 
管理人Tの機体の乗り替え記録
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なんとな〜く、だらだら、ぼやーっと更新のついでの独り言・・・