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12月13日午前8時40分ころ、静岡県富士宮市粟倉・富士スカイライン道路・西臼塚駐車場前で、御殿場方向から走行していた神奈川県のぶしゅTさんの運転する乗用車(トヨタ・カリブ)が、下り凍結道でスリップし、カーブの反対車線にはみ出したところへ、静岡県Aさん運転の普通乗用車が対向車線にきたため、双方とも回避したが、Tさんのタイヤがごく軽く接触した。Tさんは、自車線路肩へ車を駐車し、車を降りて、凍結道路で転びそうになりながら、状況確認のため相手方の車のほうへ歩いていき、「今、すりました?」と尋ねたとき、Tさんと同じような軌跡でスリップしてきた静岡県Bさん運転の普通乗用車がTさんの車に激突、Tさんの車は衝撃で左110度回転し、路肩へ乗り上げた。Bさんの車にはBさん含め3人の20代の若者が乗っており、Bさんは衝突時にフロントガラスに頭部をぶつけた模様。Tさん車は、車体がゆがみ屋根部分まで損傷が及んでいるため全損となるとみられている。(2003.12.15)

ぶつけられたTさんの車その1

Tさんの証言その1「機体が後部座席にあって本当によかったです。トランクにあったら壊れていたかもしれません。でも土曜の3000mオーバーのコンディションにエリアに行けなかったのは痛恨の極みです。」
ぶつけられたTさんの車その2
左前方の車が、ぶつかってきたBさんの車。右前方のトラックは本事故とは無関係であるが、Tさんの事故の1時間ほど前に、凍結により単独スリップ。180度反転しやむなく駐車していたものと思われる。トラック運転手のCさんは、同位置での事故を憂慮し、その後続くトラック・バイクなどを止めたり注意を促すなど、現場のしきりに尽力した。

Tさんの証言その2「2重どころか3重4重事故にもなりかねないような状況でした。一時期は、現場を無理に通り抜けようとしたトラックがスタックし、道路を完全に封鎖してしまう等、かなり混乱しましたが、AさんCさんが適切に事故防止に予防措置をとってくださって良かったです」
ぶつかってきた車

Tさんの証言その3「Bさんの怪我が大事でなくて何よりです。フロントガラスが割れているので、運転手の方はかなり頭をぶつけられたのではないかと心配しました。現場はかなり寒い場所で警察がくるのに1時間以上、レッカーで移動を開始するまでに3時間以上もかかり、かなりつらかったです。でも富士山がとっても綺麗でしたね」


なお、その後Tさんは、翌日予定通り『K塾』後半を受講したもののそこで気力・体力を使いはたし、月曜日は風邪が悪化し発熱。午後会社に行ったものの、保険関係の電話が鳴り続け仕事にならず、定時で退社したという。
Tさんの証言その4「早く風邪を治して、フルパワーで保険交渉にのぞみたいです。とりあえず今日は代車をださせることに成功し、もう納車されているので、来週からの朝霧への足は確保しました。でも夏タイヤだからこの道は通りません」




みなさん、冬の道路には気をつけましょう
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