2002年 ヨーロッパ・フライトツアー合宿 in France

 2002年8月16日(金)〜8月25日(日)
■ 参加者 (敬称略)
カトちゃん
色白の一見生真面目な30歳台前半のサラリーマン、イプ3で粘っこく飛んでたけど実はマニラで100キロ飛んだという強者。初日にかかった岸壁恐怖症をパッシーで克服し3000mGET!

Y沼さん
かつて本格的山男してた40歳台数学教師。山で鍛えた足が渋い!ふくらはぎだけなら20台。セラークでシャモニー上空3000mを好調に飛んでいたまではよかったのですが・・・

ウメさん
足尾で土日に山バスのヘルプをしているマイペースフライヤー。フライトよりはビデオ撮影に賭けてました。

O沢シャチョー
通称 シャチョー。リフォーム会社の社長をやっているらしい。明るく気さくでノリのいいツアー合宿主役の50台歳幸運男。黄色のタイタンでブイブイいわせて敵う者なしの飛びでした。でも無線はもって飛んで欲しい!

田村 康子
海外フライトの経験だけは豊富な30歳台朝霧フライヤー。気力なし根性なしのヘタレフライト専門なので普段は45分以上飛べない。今回は自分に気合をいれて気分を盛り上げるためと会社に極秘で来ているため誰かにみつかってもいいように、なんと生まれてはじめて髪をキンキンに染めてみました。(効果あり)

スタッフ 豪華講師陣(敬称略)
宮田 歩 
足尾のイントラ(今はバイトらしい)でPWCコンペティター。人当たりよく気配り抜群、褒め上手でのせ上手だが、忘れっぽく結構テキトーなところもあるという噂。
 
Adie Kumar
足尾の謎のインド人タンデム屋。数ヶ国語を操り、飛びも冗談も料理のサーブもうまくて親切、顔が広くてどこへ言っても知り合いがいる。よく見ると非常に端正な顔立ちのいい男だが、しゃべりだすとなぜか3枚目。

川地 正孝
いつの間にか朝霧の土日スタッフになっていた世界的コンペティター。とにかく飛び一本、ぐいぐい引っ張っていってどんどん飛ばしてくれて自分の力量の3倍くらいの飛びをさせてくれる。(感謝!)口が悪いのが玉に瑕、けっこうぐさっときました。

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8月16日(金)
〜成田出発、足尾フライヤーとの初顔あわせ〜


足尾フライヤー中心の本ツアー(開始後にツアーでなく合宿であることが判明)に一人参加したのは、はっきり言ってその場のなりゆき。春に行われたJAPHEで張り紙をみかけ『高いけど休みのとりやすそうな日程だな』とちょっと頭の片隅にインプットされた。

今年の夏はどうするかなーって考え出したGWの頃、『スカイ朝霧(通称 スカ朝)のヨーロッパツアーは、絶対参加不可能な日程だし、国内グルグルツアーに行きそうな連中はいないし、でも今年は6年ぶりに巡ってきたフライト絶好調の年だからパラ以外はする気ないし、しょうがないから朝霧に1週間居つづけるかなあ』なんぞと思っていたが、スカ朝のショップで川地さんに世間話のつもりで「フランスツアーやるんだって」と言ったらすっごく詳しい募集要項をくれた。でもその内容がなんかだか飛びバリバリで毎日5時間くらい飛ばないと許してもらえなさそうな感じがしたので、これはちょっと自分には無理だとしばらく放っておいた。

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ある日、川地さんから留守番電話。(これには驚き!でもなんでうちの電話番号知ってたんだろう?)『世界の川地から電話をもらって無視するわけにもいかないし、こっちから電話して行けませんというのもなんだし、とりあえず前向きな回答をしておこう』と思って電話したら案の定、「とりあえず後からでもキャンセルできるからエアの取れるうちに申し込んでおいたら」とすっかり参加前提で話をされてしまい「はい」と言ってしまったのだった。ヨーロッパには過去3回行ってるから行くこと自体に不安はないものの誰が参加するのかも知らないし、大体金の工面ができていない。これは少し早まったかもと後悔するが、憧れの宮田さんもいるし(実は足尾に行く度に親切で感じのいいイントラの兄ちゃんがいるなあと思っていたらいつの間にかPWCコンペティターにまでなっていてちょっとファンだったのだ)、いつも足尾で騒いでいる面白いインド人(失礼!)もいるし、今年の飛びのノリは大事にしたかったので本気で参加を決意。金の工面に休みの工面を始めようとした矢先、会社で不意打ちの人事異動!
さすがに異動直後の長期休暇はやばそうなのでかなりの事前工作が必要だった。

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そんなわけで、成田へ行くときはいったいどんな人たちが来てるのかとちょっとどきどき。
参加者名簿には女性は他になく、ぜんぜん知らない名前が並んでいた。パラ命の熱血フライヤーばっかりだったらどうよしう。成田の第一ターミナルに着いたときは他のメンバーはすでにそろっていて、ちょうどむこうも、朝霧から一人参加の人はどんな人?っていう話をしてたところだったらしい。参加者のなかで一人だけなんとなく顔を知っていたのがウメさん。国井さんという女性が世話役らしくみんなを紹介してくれて、なんとなく溶け込めそうな雰囲気にしてくれた。
その場のノリで山とヨーロッパ経験の豊富なY沼さんがリーダーねってことになり、海外フライト体験でパラワールド誌に載ってしまった田村が隊長ってことに(いったい何の隊長なんでしょう?)なってとにかく出発。パリまで11時間、トランジットで3時間、
ジュネーブまで1時間ちょい、着いたら朝の9時という長い長い移動日が始まった。




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